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産業技術記念館 繊維機械館 その1 [日記]

ある、セミナーの下見に(笑)、トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館へ行って来ました。

トヨタ~・・・ちょっと抵抗がありましたが(汗)なかなか興味深いところです。

場所は、名古屋駅の近くで、旧豊田紡織本社工場跡にあります。

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エントランスホールに入ると、すぐに、環状織機が、おかれています。

私は、自動車なんてそんなに(!)気にしていないのですが、この紡織の分野は、ちょっと気になります。

絹・・・じゃないけど、織物はやっぱり気になるし・・・w

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「ガラ紡機」です。日本の独自の技術でつくられた精紡機です。

筒の中に入った綿が、よりをかけながら、伸ばされるときに、太くなりすぎると、切れやすくなるので、回転する筒が滑って、筒の下の部分にある錘で、糸の太さを調節する仕組みです。

こういっても、わかりにくいですよね。笑 私も説明してもらいましたが、やっぱり複雑な機構です。笑

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豊田佐吉が、23歳のときに発明した、豊田式木製人力織機です。

なにが、普通の高機とちがうの?という方、

杼(ひ:横に糸を通すためのシャトル)が自動的に左右に動きます。しかも人力です。

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無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織機)です。

従来は、杼の糸巻きの糸がなくなると、織機を停止して、取り替えていましたが、

緯糸がなくなると、高速運転中に、スピードを落とさずに、自動的に杼を交換する名機です。

動画もとってきました。注意:音が、ちょっとうるさいです

ちゃんと、今でも動くようにメンテナンスされています!

どんどん生地が織られていきます~

わくわくしますね~

そして、G型自動織機って、かっこいいフォルムです~


2009-08-14 12:43  nice!(15)  コメント(6)  トラックバック(0) 
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コメント 6

nano

結構いいクルマありますけどね~w
こういったテクノロジーの歴史もいいですね♪
by nano (2009-08-14 14:06) 

whitered

自動織機になると、もう理解の限界がきそうです。私はやはり手紡ぎで手織りがいいなあ。でも、機械化されてこそ、安価な布ができるんですね。
by whitered (2009-08-14 21:33) 

Akira

織機って、なんてすごいんだろう~
って思いますよねw

見てて飽きが来ないですねw
by Akira (2009-08-15 01:31) 

koji

nano さん。
まいどです。コメントありがとうございます!
はい。織機の部門は、本当に気になります。
繊維の町、一宮が近くにあったので、余計に気になります。
こちらは、毛織物でしたが・・・
車、確かに。笑
自動車の部門もありますので、お楽しみに~(^o^)丿
by koji (2009-08-16 10:12) 

koji

whitered さん。
まいどです。コメントありがとうございます!
自動織機、って確かに構造的にみると、従来の織機の機構なのですが、
高速化に伴って、周辺の事情を改良していくということが行われているようです。
こちらの博物館では、その過程がわかりやすく紹介されていました。
たとえば、経糸が切れないするために設置される装置、それに伴う、緯糸の張度の調整装置、とか。
手織りには手織りのよさが、当然ありますよね。私もいいなあと思います。
それでも、”安価な布”が、人の生活をずっと楽にしたことは確かなんですよね・・・
自分で織もできると、きっと満足できるんでしょうけどね~機材とか場所とかを考えると、無理っぽいかな・・・笑
by koji (2009-08-16 10:21) 

koji

Akira さん。
まいどです!コメントありあとうございます!
でしょう~w
俺も本当に、そう思います。ずっと見ていたくなりますよね。
実際の博物館では、かなりのアンティークにもかかわらず、ちゃんと
稼動するようにメンテネンスしているので、”骨董”っぽい雰囲気ではなく、
現役の感じがしていて、おもしろい雰囲気がありますよ(^o^)丿
by koji (2009-08-16 10:25) 

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