ザオシャンハオ!北京 その25 [北京]
内廷続きです。
乾清宮、交泰殿、坤寧宮のある辺りは、基壇が一段ですが、このぐらいの段差があります。
坤寧宮は清代初期再建の建物で、皇帝の新婚の儀式を行う「洞房どうぼう」の東暖閣が、
東側2間にあります。
外から中を覗きました。笑 ガラスがはめてあるので、写真は難しいです。(ちなみにガラスには私は写っていません。汗)
もう一枚!ガラスに写る女の人の目線が気になりますが、建物内部には、真っ赤な帳を下ろした寝台が見えます。金色と赤色の布団が畳んであるのが見えますね~
真綿布団なのでしょうか・・・・やっぱり・・・・笑
この寝台(っていうか、部屋の中に区切られた寝所)の上には、ロフト部分があって、透かし彫りがきれいな欄干で飾られています。
棟の正吻(せいふん)です。大きな口を開けた竜の頭の形です。渦巻きのところが、二股に分かれていますね。
その下の端棟の部分に傍吻があります。蝶のような形に見えますが、枝分かれした角が生えています。
これは塀の屋根なので、走獣はなしです。
坤寧宮の裏側の雲竜石。その両脇の階段部分にも、雲竜の彫刻がされていました。普段は人が踏まないように、上に木の階段をかぶせていますが、修復のために、カバーがはずされていました。
ところで、この外朝や内廷にある、雲竜石は、御路と呼ばれていますが、こんなスロープを皇帝が歩いたのかな・・・ただの象徴的な装飾だったのでは・・・・と思っていましたが、
皇帝は、自分で歩かないので、輿に乗って移動するので、ちょうど2本の棒を大勢の駕篭かきが担いで、階段を昇り、皇帝は、その中央上空を通るので、階段なしの、雲竜彫刻が皇帝専用の通路と言うことになるようです。
とうことは、雲竜彫石がある階段は皇帝の輿の通り道と言うことなのでしょうか・・・・だから、外廷の保和殿から中和殿、中和殿から太和殿までは、そんなに距離がなかったのでしょうか・・・輿の係りの人が交代できるように・・・・なかなか人力を知り尽くしていますね~
ガラスがあると写真は撮りにくいですね。
by yukitan (2009-02-26 14:51)
何も無い(いない)トコに写るって楽しみはダメですかw
by nano (2009-02-26 15:00)
yukitan さん。
まいどです。コメントありがとうございます!
そうですよね。中が暗いと特に反射して、なかなか写真は撮りにくいです。
こういうところは、布の物がたくさん置いてあるから、塵などの汚れ防止にはいいと思うんですけどね・・・・
by koji (2009-02-27 13:01)
nano さん。
まいどです!コメントありがとうございます。
アハハ~お化けですね。
それもまた、オツなんですが、ブログにはのせられないかも・・・・
ちょっと、怖いし。汗
by koji (2009-02-27 13:02)
雲竜石のところを歩くのかと思ったら、違うんですね(汗)
歩きづらそうと思っていたので^^;
by Akira (2009-02-28 11:35)
Akira さん。
まいどです。コメントありがとうございます!
フフフ~そうらしいです。
自分も、歩くにしては、ちょっと歩きにくいんじゃないの?
と思っていました。実際に歩くとは思っていなかったけど(横の階段を使うとか・・・)、駕篭に乗っていくなら、納得できますよね~(^o^)丿
by koji (2009-03-03 17:16)