琴コンサート [日記]
先日、といっても、先月末なのですが、
琴のコンサートに行ってきました！
何故？琴？と思われるかも知れませんが、着物関係の知り合いの方に、
ご招待の券を頂いてしまったので。早速、着物を着て、行って参りました～笑
左は、この日の主役の八島興作さんです。
自分が予想していたのは、
もっと静かな感じの音楽だったのですが、すごく迫力がありました。
黒紋付に汗が、ぽたぽた落ちていて、そうとう白熱した演奏でした！
百花譜です。
女性二人の現代音楽は、ちょっと難しいかな・・・
と思っていましたが、
聞き手が、”不安な気持ち”になるのは、皆同じみたいで
同行したＲ氏も、
「低音の琴が、不穏で、ちょっと不安な感じがするね・・」
といっていました。
低音の琴は”十七弦琴”といって、宮城道雄氏の考案だそうです。
”銀河”
はすごかったですね～
一緒に演奏していた方（八島さんのお弟子さんのようです。）が、難しそうな感じなのに、
ニコニコしているのがすごかったです。
アナウンスのナレーションが面白くて、
「難しい曲でなので、かなり無謀な挑戦です～」
といっていました。笑
ここまできて、無謀な挑戦って・・・・大丈夫なのかな・・・
と思いながら笑ってしまいました。
曲名から、お分かりになる方もあるかと思いますが、
八島さんは沢井忠雄さんの直弟子です。
お弟子さんも多くいらっしゃるようで、今回のコンサートは、還暦のお祝いに、お弟子さんたちから企画が出たそうです。
ゲストの八十島由美子さんです。ちょっと不思議な声の方ですね。
すっと耳に入ってくるような・・・
お衣装もステキでした。
っていうか、こんど、友人が着物のリメイク・・・
とか言い出したら、ああいうデザインもいいかなあ・・とか
ひそかに、チェックしていました。笑
こういう、楽器のコンサートでは、珍しく、歌が入っていました。
八島さんも、「癒されてください」言っておられましたが、
確かに、緊張していた会場がすっと和んだようなきがしました。
precious timeは
ぐっとジャズっぽくて、オシャレでしたね。
沢井作品のような重みはありませんでしたが、軽妙な掛けあわせが、いままでとぜんぜん違う感じでした。
完全に和楽器のコラボなのに軽い感じで、とても聞きやすかったです。
私は、邦楽って、踊りのものも歌舞伎の物も、坂東玉三郎のビデオ以外はぜんぜん知らなくて（笑）、
（かなり偏っています。笑）
今回のの演奏で、生の琴音を聞かせもてらって、ちょっと価値観が変わりました。
もっと、典雅で優雅な楽曲かと思っていましたが、琴は音も大きくて迫力があるし、
表現も、演奏中に琴柱を動かしたり、弦を強く押したりして、楽譜に固定された音階っていうより、”自分の中の記憶をたよりに、再現した音”
っていうのが、一期一会のようで、贅沢だなあと思いました。
いい、演奏会にご招待していただいたなあ～と思いました。
共通テーマ：音楽
和の楽器は神学的なイメージもあって
コンサートも聞き応えありそうですねｗ
by nano (2009-12-15 16:40)
なかなか良さそうですね！
普通の琴の感じと違うようで…
こういうのを聞いてみたいと思いましたよｗ
by Akira (2009-12-15 23:43)
nano さん。
まいどです！コメントありがとうございます～
そうですね。普段、琴の生音なんて聞かないので、
ちょっと、変わった感じだなあと思いました。
楽曲も、古典から、現代音楽までいろいろなジャンルが聴けたので、
濃い内容のコンサートだったと思います！
by koji (2009-12-16 10:55)
Akira さん。
まいどです！コメントありがとうございます！(^o^)丿
そうなんですよ～
俺も、蝶よ～花よ～っていうのを、想像していたので、
むむ！！ちょっと違うぞ！っと思って聞いていました。
琴は、珍しいソプラノ琴というものや、今ではよく使われるようになった、低音の十七弦琴とか音色も、いろいろあって、なにより、演奏されている方が、いきいきしておられたので、
楽しそうだなあ・・・と思って、見ていましたｗ
by koji (2009-12-16 11:01)
クラシックと琴のコラボですね♪
コンサート楽しそうです＾＾
私は9月頃初の三味線のコンサート行って来ました。
意外に和楽器のコンサートって面白いし、迫力あるし、
楽しめました。
琴コンサート行って見たいです！
by meiyezi_d (2009-12-16 12:30)
こんばんは。和楽器の演奏会に行かれたのですね。お琴や三味線、尺八などは、日本の風土や自然に良く合います。風や水の音にも合って、響き合うようですね。おきもので行かれて、聴く側の受け入れ態勢もばっちりですね。
by whitered (2009-12-16 18:04)
meiyezi_d さん。
まいどです！コメントありがとうございます～
はい。声楽の入る部分は、クラッシックとのコラボでした。
全体的には、和楽器（琴）の現代音楽が主体でした。
和楽器のコンサートは、普段なじみがないので、本当に興味深いですよね～
音に迫力があるのには、本当に驚きました！
by koji (2009-12-17 11:05)
whitered さん。
まいどです！コメントありがとうございます～！
仰るとおりですね～私は、生で和楽器の音楽をしばらく聞いていなかったので、本当にはっとする場面がたくさんありました。
音階が固定されていないので、まさに響きあうというかんじでした。
着物は、お客だけど、カジュアルすぎず（お金持ちの奥様達の着物に格負けしないようにｗ）、かといって、着飾り過ぎないように（自分が主役じゃないからｗ）、相当気を使いましたが（笑）、友達は、
「着物屋の若旦那みたい～」
といっていました。笑
by koji (2009-12-17 11:11)