「変革のとき 桃山」展 [日記]
「変革のとき 桃山」展を見に、名古屋市博物館へ行ってきました。
今回は、日本古美術に詳しい方と一緒だったので、興味深い見学になりました。
今回の展覧会のパンフレットです。
表紙には、「信長、秀吉、家康三英傑の時代 桃山の美を一挙公開」とありましたが、
屏風などの大型絵画は、秀吉関連の物と、南蛮絵の物に大分できるようでした。
伏見城と、京都洛中の様子を表した、屏風が、主観を変えながら、何パターンか表現された屏風が展示されていました。
絢爛豪華な金泥の雲。詳細に書かれた京都の街。
活気あふれる人々の姿。
普段なら、全然気にしない、絵画中の人々の家の中の調度や、服装。
町並みの実際の配置や、絵画の中の誇張・・・
それぞれの、屏風を書かせた人の思いが、それぞれの屏風の表現方法に微妙に変化を与えていて、非常に興味深く拝見させていただきました。
説明や、屏風の来歴を教えていただくと、
今まで、自分は、どうやって、これらの絵を見ていたのかな・・・と思うほど、
強烈な新しい見方は、これまでのぼんやり”しつらえ(室礼、または、室内調度のひとつ)”の一部としてしか見ていなかった屏風が、
急に、描いた画家の息遣いまで感じられるような、生々しい物に変わっていくことに、
かつての自分を見送るような感慨深い物を感じました。
それから、キリスト教関連の漆器の展示がすごく充実していました。
茨の冠をかぶって血を流すイエスキリストの油彩画をおさめる厨子には、
漆螺鈿で、花鳥を繊細に表して、世の中の平和を表してしました。
全体的に豪華で装飾的な展示でしたが、茶碗などの侘びの部分もあり、
興味深い展示になっていました。
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桃山って聞くと・・・・〇十年前の
伏見桃山駅は凄く辺鄙だったの
思い出します(今は豹変してます)
by nano (2010-11-02 15:38)
お城の歴史とかを調べたり耳にしたりすると、凄くロマンがあふれてくるね^^
by Ranger (2010-11-02 16:18)
今、本日作業の仕度が完了しました。
わたくしクリンピアこれから出動しま~す。
by クリンピア (2010-11-03 08:54)
nano さん。
まいどです!コメントありがとうございます!
本当にどこに伏見があるのか見当がつかなかったので、
yahoo1マップで、伏見桃山駅調べました。笑
南の方なんですね・・・
昔は辺鄙なところ・・・そして、今は・・・
そういうところって、結構ありますよね。
っていうか、そうやって、京都方面の方に教えてもらうと、なるほどね~
と思います。
情報ありがとうございました!
by koji (2010-11-04 17:01)
Ranger さん。
まいどです!コメントありがとうございます!
はい。今回は、屏風絵で、今までは
ぼんやり、は~金箔がはなやかだなあ~
でも、これは現実の世界じゃいんだよなあ~
とか思っていましたが、
やっぱりいろいろ描いた人の思いや、バックグラウンドがあるみたいで、
実際の地理とかが分かっているともっと、面白かったかもしれないです。
京都の方が見ると、もっといろいろ感慨深いものかもしれないですね・・・
by koji (2010-11-04 17:05)
クリンピア さん。
まいどです。コメントありがとうございます。
お仕事、お疲れ様です~!
by koji (2010-11-04 17:06)
ただ見るよりも、その説明とか時代背景とか聞くと、見方が変わりますよね~
by Akira (2010-11-04 23:51)
Akira さん。
まいどです!コメントありがとうございます!(^o^)丿
そうなんですよね~
恥ずかしながら、ぼんやり、今までは見ていました。笑
今は、今はない、大仏殿とか、首塚とか、注意してみるようになりましたよ!
by koji (2010-11-05 12:19)