行車愉快!台北のんびり旅 その41 [台湾]
それでは、この日出発までの時間に無茶な観光の締めくくり、
北投温泉の「瀧乃湯」へ参ります。
温泉好きには、ちょっとはずせないところです。汗
創業は明治40年(1907年)と由緒のある温泉です。
建物も、完全に日本家屋です。
入り口の様子です。
何がって、こういう形式の公衆浴場、私の住んでいるところには、ありません。
「皇太子殿下御渡乃記念碑」と読めます。
大正12年(1973年)、昭和天皇(当時は、皇太子)が、お渡りになったようです。
由緒のある温泉なのです。
この北投(ぺいとう)温泉はこの瀧乃湯の前を流れる川から発見されたそうです。
もっとも、台湾原住民の方々は、知っていたと思うけれど。
さて、ここで、90元を払って、温泉に入ります。
中に入ると、ビックリします。「川湯」温泉で浴室と温泉が仕切りなしの地続きのなのは知っていましたが、
ここは、大きな浴槽が2つ、3段の石段を下ったところにあります。
石段ひとつが、約40センチほどの高さがあります。
その一番上(廊下と同じ高さ)の壁際に開放式ロッカーがあります。
貴重品がある場合は、ロッカーを監視しながらでないと、入れません。
床は水浸しで、緑色のプラスチックの自動車の中敷が敷いてあります。
ざら板も水浸しで、衣服をぬらさないよう着替えます。
お客さんは4人ほどいました。
ある人は、そのミドリのシートにじかに横たわり、ある人は、半身だけ湯につかり、又ある人は、
石段に腰掛け・・・
とにかく、
「きたない」・・・・というか、なんというか、まあ、きれいではないところです。汗
私は、水虫の菌を恐れながら、そのミドリのシートを踏みしめて、まず、横の部分にあるシャワーでざっと、体を洗いました。
それから、石段を下って、石の浴槽の縁にたどり着きました。
湯はなみなみとあふれて、どこかへ流れているようでした。
まず、足を入れたときに、あまりの熱さに一度、飛びのきました。
めちゃくちゃ暑いです。午前中で、まだ、温泉が新しいからか、ものすごく熱いです。
それでも、ここまで着て、温泉に入らないのはダメだろうと思い、必死の思いでみぞおちの当たりまで、湯につかりました。
熱くて熱くて、もう、痛い感じです。
何時までたっても、この熱さに耐えられないので、1分ほどで、湯から出ました。
そして、他のお客さんと同じようにきたない「ミドリのシート」の上に温泉の熱湯を掛けて、殺菌して、座りました。汗
公式な記録では、44度だそうです。
私は、もっと熱いと思います。汗
泉質は、強酸性泉で、硫黄に若干のラドンが混ざっているそうです。
熱いですよ~この強烈な酸性の温泉なら、床の水虫菌も死滅するかもしれません。汗
とにかくディープです。
他のお客さんは全員台湾人で、平気で湯船に長いことつかっている人もいましたが、
私は、1分、休憩、1分、休憩をなんどか繰り返して、もう、熱くて入りたくないと、体が思うまで、
5回繰り返して、退散しました。
湯からでて、建物を少し見学すると、昔の日本の建物です。
細い薄暗い廊下のおくには、個室風呂もありました。
天井は、うえの写真のような感じでつながっています。
温泉をでて、前庭で、昭和天皇御成りの記念碑を見ながら、(右バイクの上)
ここは、すごいところだな・・・・いいところにたどりついたなあ・・・・
としみじみ思いながら吹き出る汗を温泉臭いタオルで抑えていました。
北投駅から、新北投駅までは、乗り換えをしなくてはならないのですが、
その電車の内装が、なかなか凝っていて、小さな温泉テーマパークのようになっています。
ただ、この電車、時速15kmぐらいのスピードなので、死ぬほど、ゆっくりに感じます。汗
こうして見ると、日本との歴史的な
繋がりの深さを感じますね~♪
by nano (2011-11-08 15:13)
nano さん。
まいどです。コメントありがとうございます!
そうですね。今でもそういった古い建物がそのまま、当時の形態で利用されているのを見ると、
本当に不思議な感じがします。
勿論、修復はいたるところに見られますが、
石の四角い湯船など、本当の往時のままだと思われます。
by koji (2011-11-10 11:27)
そんなに熱いんですか^^;
僕は入れないなぁ…
古い建物を使っているのもすごいけれど、衛生的にはしてほしいかな(笑)
by Akira (2011-11-10 23:56)
Akira さん。
まいどです!コメントありがとうございます~(^o^)丿
はい。めちゃくちゃ熱いです。
私は、ぎゃ~こりゃダメだわ・・・と思うぐらい熱かったですよ。汗
古いだけじゃなくて、きたないの!笑
なかなかディープですよ~
でも、温泉の効能は強烈だと思われます!(#^.^#)
by koji (2011-11-11 14:18)