西へ東へ 東京編 その13 [西へ東へ]
旧岩崎邸のつづき。
一階階段室のとなりの書斎の天上です。
すごく、凝った天上ですね。
奥に、サンルームがあります。
脳内ドラマ～
*注意：脳内ドラマは、あくまでフィクションです。歴史的に実存する人物ではありません。
念のために。笑
Ａ美さまは、昭和16年生まれで、私の2つ年上。
Ａ美さまは、私の両手をとって、
「よくいらっしゃいました。本当に。」とおっしゃいました。
私は、Ａ美さまが、あまりにきれいな”本物の”お嬢様だったので、
ちょっと、どぎまぎしてしまって、
「本日は、ご招待いただきまして、ありがとうぞんじます。
お天気も本当によろしくて。」
と、かしこまった挨拶をしてしまいました。
Ａ美さまは、それを、微笑んで、
「本当に、よいお日和ですこと。
Ｋ子さま、私、しようと思えば、ちゃんとした挨拶もできますのよ。
無事にご到着あそばされて、こうして、お目にかかれることを、本当に、うれしく存じます。
って。
でも、私達、ずっと前から、お友達だから。」
と、それはそれは見事に微笑まれました。
そうやって、挨拶をしていると、いつからそこにいたのか、年配の婦人が、
Ａ美さまの傍らから、こちらをじっと見ていました。
私は、ちょっとびっくりして、
「Ａ美さま、そちらの方は？」と尋ねると、
「ああ、私のばあやよ。」と言って、そのまま、私を日本家屋の方へ案内してくださいました。
私は、ばあやさんに少し会釈して、Ａ美さまの後をついていきました。
つづく。
脳内ドラマ終了～
洋館の通用口のステンドグラスです。通用口というか、一般使いの出入り口かもしれません。
傘立てとかが置いてありました。
2010-05-14 10:26
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コメント(6)
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あぁっ、気になるわ～
もしや・・・これは摩訶不思議話になるのかしら。
しかし見事なお屋敷ですね～（今更？笑）
こんな場所で紅茶をすすりたいわ。
by もももんがが (2010-05-14 13:29)
趣のある造りになってますよね～♪
by nano (2010-05-14 15:05)
天井、素敵ですね～
壁もなかなか良さそうな…
展開、どうなっていくのでしょう？？？
お嬢様同士の対面って面白そうですね♪
by Akira (2010-05-15 01:20)
もももんがが さん。
まいどです！コメントありがとうございます～
そう言っていただけると、励みになります！<m(__)m>
次回は紅茶も出します。お楽しみに～ｗ
本当に豪華な屋敷です。
ちょっと薄暗いですが、住むにもいい広さ・・・だし。笑
by koji (2010-05-15 12:50)
nano さん。
まいどです！コメントありがとうございます！
はい、かなり凝った造りになっていますよ。
東京は第二次世界大戦で、焼け野原になったのに、
戦災を免れて建っているのは、本当に奇跡のようです。
by koji (2010-05-15 12:53)
Akira さん。
まいどです！コメントありがとうございます～
見上げると、さりげなく豪華な天上でビックリしてしまいますよね。
調度の豪華さも、さることながら、あまり目に付かないところまで本当に凝っています。
次回は、壁も出しますね。笑
この先の”お嬢様対決”は・・・
どうなるんでしょうか・・・Ａ美さまも、Ｋ子も、昭和３０年代に娘だったという設定なので、
どうなるんでしょうね～笑
by koji (2010-05-15 13:01)