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たまには、いいね。でんしゃ旅 岐阜編 その9 [でんしゃ旅]

懐石の食事も終えて、それでは、今回のメインイベントへ向かいます。

gifu53.jpg

長良川の鵜飼です。(#^.^#)

今回が、初鵜飼です。笑

gifu39.jpg

岐阜グランドホテルのロビーも、鵜飼のジオラマで、雰囲気を盛り上げています!

今回は、ホテル所有の船で見物します。ロビーに集合。そのまま、ホテルの前の船着場へ移動します。

自分で観光船を予約して見るより500円ほど割高ですが、時間の関係で、どうしても、頼ってしまって・・・

しかも、食事時間の関係で、鵜と鵜匠の説明とか、そういった、プレゼンテーションの一切がカットされた、ダイレクト版です。

個人的には、そういう挨拶とか、説明とか、好きなので、ちょっと・・・かなり残念でした。泣

だんだん、日も暮れて、真っ暗になったころ、1艘の鵜飼船が我々の船の方へ近づいてきました。

「おお!これが鵜飼か!」

「・・・・・」

「み、見え~ん!なんにも、見えんがや!」(ナゴヤ弁が感情を吐露しています。笑)

R氏も、

「あんな高い金払ってるのに、ぜんぜん見えん!金返せ!」

とか、小声で、言っています。汗

あまりにも、メインイベントの鵜飼に期待しすぎていたので、このような見えない事態に、動転してしまっています。

もう、上品に座っている場合ではないので、船首のほうへ勝手に移動します。

船頭さんに、

「どうしても写真を撮りたいんです!このために来たんです!」

といって、猛烈に写真を撮り始めました。汗

gifu54.jpg

そういった、艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて、撮った1枚。汗

本当は、もっといっぱい写真を撮ったのですが、いいところをご紹介。

同船していた、方々に、R氏が謝りつつ、皆さんも笑って、「どうしても、写真が撮りたかったんだねえ・・」と笑って許してくださいました。

gifu55.jpg

その後、総がらみという、6艘の船が横一列になって、漁をする段になると、

船頭さんも、他のお客さんに、

「どうぞ、見えるところへ移動して・・・」

とすすめられ、皆さん、心行くまで写真を撮っていました。汗

・・・・

「おもしろうて やがて かなしき 鵜舟かな」 松尾芭蕉

私は、のぞいているファインダーが暗くて、面白いとかそういう状況ではありませんでしたが(笑)、

やっぱり、鵜飼が終わったあとには、なんとなく感慨深いものがありました。

次回は、川岸からゆっくり眺めます。汗

舟に乗らなくても見えそうだし。

でも、こういう技術は保護していかないと、すぐになくなってしまいそうな感じがしました。

そういった意味で、儚い物悲しさがありました。

 


2010-09-22 11:27  nice!(30)  コメント(10)  トラックバック(0) 

nice! 30

コメント 10

nano

某CMでも悲哀を表現してますね~ヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2010-09-22 12:58) 

もももんがが

へ~。一度見てみたんですよね。
悲しさ・・・なんだかわかる気がします。でもやっぱり見てみたい^^
by もももんがが (2010-09-22 14:40) 

whitered

こんにちは。鵜飼いですか~。岐阜に行くときは、これを観なくてはね。私も前の職場の同僚が岐阜出身の方がいたので、一回だけ観たことがあります。水面を照らす篝火や、特徴のある川鵜がなかなか情緒がありました。
by whitered (2010-09-22 15:58) 

koji

nano さん。
まいどです!コメントありがとうございます!
”悲哀”笑。あのコマーシャルは、そんな感じでしたが、
鵜は、結構自分の仕事に誇りを持っているみたいでしたよ。
採ってきたときは、えっへん!ッて言う感じだったし。笑
by koji (2010-09-22 16:41) 

koji

もももんがが さん。
まいどです!コメントありがとうございます~!
ですよね。私も、一度見てみたいと常々思っていました。
悲しいって言うのもあるけど、鵜匠と、鵜に信頼関係が成り立っているので、
そんなに悲しいかんじでもないんだけど、
かがり火が燃え尽きたときには、ふっと周りが静かなのに気がつきます。
見学のお客がいないと、こういった民族習慣もなくなってしまうので、
チャンスがあったら是非見にいってみてください!(^o^)丿
by koji (2010-09-22 16:45) 

koji

whitered さん。
まいどです!コメントありがとうございます~!
はい。鵜飼ですね~(#^.^#)
私、かなり近くに住んでいながら、これまで、一度も見たことがなくて、
今回やっと念願叶いました。笑
実際に見ると、川は思ったよりも流れがあるし、川の真ん中では、音も静かなので、ぐっと引き込まれる物がありますね・・・
岐阜にお知り合いがいらっしゃるようですね、
私たちの舟にも岐阜出身の方がいらして、いろいろ説明してくださったので、より、興味深く拝見でしました。(^o^)丿
by koji (2010-09-22 16:49) 

Ranger

見たことないなぁ
しかし、鵜飼いは日本の伝統の技ですからね
ずっと後世まで残し伝えて欲しいね
by Ranger (2010-09-22 20:16) 

Akira

一度見てみたいんですよね…
ホント、こういう技術って伝えていくことが大切で。
儚いものにしないようにしていかないとですね…
by Akira (2010-09-23 01:08) 

koji

Ranger さん。
まいどです!コメントありがとうございます~!
え!まだ、ごらんになられていないんですか~
なかなか写真にしても面白い題材だと思いますよ。
後世に残していくためにも、是非、お越しください!(^^ゞ
by koji (2010-09-28 11:11) 

koji

Akira さん。
まいどです!コメントありがとうございます!(^o^)丿
Akira さんが、そういうと、意味がありますよね。
私も、残していった方がいいのかなあ・・・と思います。
皇室関連の物だから、きっと伝承で、残されていくと思うんですけどね。
岐阜はそんなに、辺鄙なところではないので、よかったらぜひ!
by koji (2010-09-28 11:13) 

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